木のぬくもりに包まれる、高気密高断熱の快適・省エネ別荘【軽井沢 T様邸 新築】
軽井沢の静かな別荘地に完成した、T様邸の新築別荘をご紹介します。
この場所には、お施主様の先代が建てられた別荘がありました。
年月を経て古くなった建物を解体し、その思いを受け継ぐかたちで、新たな別荘が建てられました。
基礎工事は冬を迎える前に完了し、冬季の施工を避けるため、春先から初夏にかけて大工工事を進行。職人たちが力を合わせ、無事完成を迎えることができました。
■木の魅力を存分に引き出す設計
この別荘の大きな特徴は、木をふんだんに使った、構造そのものが美しいデザインにあります。
構造材である梁(ハリ)や桁(ケタ)をあえて見せることで、空間に奥行きとリズムが生まれ、木の温もりを視覚的にも体感できる設計となっています。
窓枠や階段の踏み板、各所の造作にも木材が使われ、室内全体が一体感ある自然な雰囲気に。
外壁には、耐久性のある塗装を施したカラマツ材を使用しています。
近年は質の良いカラマツ材の確保が難しくなってきており、ヤニ袋が出やすいという特性もあって、米松など他の樹種に置き換えられることが増えています。
そのようななかで、あえてカラマツ材を選び、木の風合いや力強さを外観に活かしたこの住まいには、素材への思いが感じられます。
また、ウッドデッキにはイペ材を採用。非常に硬く、1枚1枚が重いため施工には苦労しましたが、その分、耐久性が高く、長く安心して使える素材です。
■断熱・気密性に優れた省エネ住宅
建物は、高断熱・高気密仕様の省エネ住宅です。
天井には吹込み断熱材(300mm)、外張りには柔らかく厚みのある断熱材(105mm)を採用し、室内外周には断熱材(120mm)を入れ透湿、気密性能に優れた厚みのあるシートを施工し気密性を高めています。
断熱専門業者による丁寧な施工で、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間が実現されています。
冷暖房にはパネルヒーターを採用。各部屋はもちろん、玄関やトイレにまで設置されており、この住まいにはエアコンをはじめとする他の冷暖房機器は一切ありません。
それでも一年を通じて快適な室温が保たれ、やわらかく安定した暖かさや夏の涼しさが得られます。
風を起こさず空気が乾燥しにくい、静かで心地よい冷暖房環境が整っています。
また、この別荘の大きな特徴のひとつが、リビングに設けられた大開口の窓です。
吹き抜けの勾配天井の下に設けられたはき出し窓は、海外製のトリプルガラス仕様。2枚1組でおよそ300kgという重量級のガラスを、8人がかりで慎重に設置しました。
その大きさと重厚さゆえに取り付け作業は困難を極めましたが、外の景色をそのまま室内に取り込むようなこの窓の存在は、まさに空間の主役です。
■素材にこだわった床と内装
床材には、ナラの無垢材(幅7cm)を採用。
ナラは硬くて丈夫な木材で、キズがつきにくく、長く使うほどに味わいが増していきます。
幅が狭いことで、無垢材特有の“反り”や“床鳴り”といった現象を抑えやすく、安定した仕上がりに。
塗装には、赤ちゃんやアレルギーのある方にもやさしい自然塗料「OSMO」を使用しています。
安心して素足で過ごせる、心地よい床に仕上がりました。
■空間に彩りを添えるステンドグラス
木の温もりに囲まれた住まいの中に、個性を感じられるステンドグラス作品が印象的に取り入れられています。
ひとつは、ガレージ内の壁に並ぶ2枚の縦長のステンドグラス。これは奥様ご自身の手による作品で、朝や夕方のやわらかな光を受けて、美しい色彩が壁に映し出されます。
もうひとつは、階段を上がった先の向かい側に設けられた、大きなステンドグラス。こちらは奥様の先生が制作されたもので、家の中心に光と彩りを添える存在です。
■暮らしやすさに配慮した仕上げ
玄関の正面には、一面棚になった大容量の下駄箱を造作。
見た目はすっきりとしながらも、靴や季節の道具類をたっぷり収納できるだけでなく、来客がある際にも十分対応できる広さを確保しています。
実用性を備えつつ、玄関空間をすっきり美しく整える役割も果たしています。
内装は、クロス仕上げの上からさらに白く塗装を施すという、ひと手間かけたつくり。
通常はクロスを貼って仕上げとすることが多い中、あえてその上から塗装するというのは珍しく、設計上の細やかなこだわりが感じられます。
キッチン横のパントリーは、奥様の「好き」を反映してピンク色に塗装。
照明にはステンドグラス調のデザインが取り入れられ、落ち着きの中にさりげなく個性が光る空間となっています。
■設備にも細やかな工夫を
お風呂はユニットバスではなく、石貼りの床・タイル壁・青森ヒバの天井板という贅沢な組み合わせ。
素材の良さを活かした、リラックスできる空間に仕上がっています。
キッチンはデザイン性と機能性を兼ね備えたオーダーメイド仕様。空間に調和しながらも、住まい全体の上質さを引き立てます。
ガレージには、スライド式のシャッターを採用し、中には充電器、収納棚などを設置し、利便性と使い勝手の両立が図られています。
また、安心して利用できるようセキュリティ面も十分に配慮されています。
自然素材の持つ力を活かしながら、快適性と美しさを両立したT様邸。
これからの季節の移ろいとともに、また新たな表情を見せてくれることでしょう。
そして何より、この地に生まれ変わった別荘を、きっと先代も喜んで見守っているのではないでしょうか。
長く安心して住み継いでいただけるよう、今後も継続的なサポートを通じて、暮らしに寄り添ってまいります。
−10年後も20年後も、そして世代を超えて心地よく住み継ぐために−
2025年4月からは、新築住宅への省エネ基準の適合が義務化されました。
今後の住まいづくりには、快適さと省エネルギー性能の両立が求められます。
熟練大工の確かな技術により、断熱・気密・耐久性を高めながら、
快適性と省エネ性能を両立した住まいを実現しています。
建て替えやリフォームをご検討の際は、まずは現地調査だけでもお気軽に。
今の暮らしと、これからの基準を見据えた住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
まずは一度、お気軽にご相談ください。
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